3Dスキャナーによる光沢のあるダークカラー・プラスチック部品の デジタルデータ化

NIFCO社でデジタル化する、光沢のあるダークカラー・プラスチック部品

NIFCO Germany GmbHは、自動車産業向け内装部品の開発と製造を行っています。NIFCO社製の部品は、複数の世界有数の自動車メーカーで使用されています。

NIFCO社では、20年以上も前から部品の寸法検査に3D測定技術を用いてきました。当初は、触覚式の座標測定器で測定を行っていましたが、10年ほど前に3Dスキャン・ワークフローを導入しました。この技術変更の決め手となったのは、より詳しいデータの取得に加え、測定結果をより高精細に表示する必要に迫られたためでした。しかも、部品にその後新たな機能が追加された場合などには、スキャンデータがあれば、後から評価することも可能でした。

NIFCO社は、カップホルダーや携帯ホルダー、灰皿、換気口、ルーフコンソールをはじめ、多種多様なプラスチック製自動車内装部品を製造しています。部品のほとんどが暗色で、表面の光沢レベルも様々です。また、RPSの位置や接合部を形成する曲線など、接合部分が薄肉構造または微細構造になっていることも少なくありません。この場合、従来のほとんどの3Dスキャナーでは、すぐに行き詰まってしまいます。

 

シンプルかつ高速な3Dスキャンワークフロー

NIFCO社のチームは、CreaformのHandySCAN BLACK™ | Eliteの操作性、高い精度と高速のスキャンスピードに感銘を受けました。また、取り込んだデータの処理スピードも決定的でした。VXelementsソフトウェアは、スキャンしたデータをリアルタイムでマッピングするだけでなく、細かな特徴を持つ対象物の場合に自動で解像度を上げてスキャンデータを生成してスキャン品質と詳細度を向上させる「スマート解像度」といった高度な機能も備えた非常に優れたソフトウェアです。

ゾーリンゲンの製造拠点では、ターンテーブル上の3~70 cmの小型、中型部品をHandySCAN BLACK™ | Eliteでスキャンしています。求められる精度は、通常0.05 mm。3D測定のワークフローは常に同じ工程で行われます。

  • 部品の3Dスキャン
  • 最終スキャンデータのクリーンアップと受信
  • Polyworks Inspectorソフトウェアによる評価
HandySCAN BLACKでCupra Born車両の排気管をスキャン中

Cupra Born車両の排気管の3Dスキャン

VXelementsのスキャン統合機能による排気管のスキャンデータのスクリーンショット

Xelementsのスキャン統合(scan merge)機能によるスキャンデータと最終スキャン

VXelementsで処理を完了した車両の排気管のスキャンのスクリーンショット

Xelementsのスキャン統合(scan merge)機能によるスキャンデータと最終スキャン

NIFCO社ゾーリンゲン製造拠点のメトロロジー(寸法検査)責任者であるエドガー・シュターベン(Edgar Staben)氏は次のように述べています。「Creaformの包括的な3D測定ソリューションは、設計作業においても、検査作業においても、当初から極めて効果的に機能しました。非常に有用かつ高度なシステムであるHandySCAN BLACK™ | Eliteのおかげで、高い動作信頼度でスキャン・ワークフローを実施できるようになりました。3D測定の処理時間を大幅に削減できたため、以前のシステムに比べ、作業時間を約半分に短縮できました。Creaformの3Dスキャナーを使って作業できることを皆大いに喜んでいます」

NIFCO社ロゴ

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