Creaform 社が Pipecheck ソフトウェアの バージョン2.1をリリース

2013年9月5日

201395日レヴィ、ケベック州、カナダポータブル三次元測定ソリューションと3Dエンジニアリングサービスの業界最大手のCreaform社は、本日、パイプラインの腐食や物理的な損傷を評価検証する独自開発のソフトウェア「Pipecheck」のバージョン2.1を発表致しました。 

「本リリースにおいても石油・ガス産業をターゲットとしていますが、今回のリリースは特に精製所での評価検証を念頭においております。新しい機能は、バルブや溶接などの複雑な部分があっても検査を可能にするものとなっております」と、プロダクトマネジャーである Jérôme-Alexandre Lavoieは説明します。

インライン検査(ILIIn-Line Inspection)との関連付け機能

「ILIとの関連付け機能は、パイプラインのオペレーターが日々経験されるジレンマを、Creaformとして何とかしたいと言う想いから生まれました」と、Jérôme-Alexandre Lavoie は続けます。

「オペレーターの方々は、公共の安全を優先、保証する必要性がある一方、あちらこちらの地面を闇雲に掘り起こすような非効率的、かつ、無駄な行動を慎む必要もありました。

検査サービス会社は、ピットゲージ(或いは、それ以外の直接的な計測機)とILIピグそれぞれの 検査ツールを評価するために、それぞれのデータの関連付けに、長年に渡り、かつ、多大な投資をされてきました。

それ故に、CreaformはHandyscan 3Dによって取得したデータとILIデータとの関連付けを実施できるように視覚的なインターフェスを実装しました。深さの比較や、長さ、幅などに加え、破裂圧力までも分かり易いようにユーザーインターフェスを最適化しました。」

仮想ピットゲージの強化

高い精度のレベルを確保するために、Creaform は実際のピットゲージに匹敵する測定ツールを 開発しました。ツール名は「仮想ピットゲージ(virtual pit gauge)」になります。 Creaform は、Pipecheck 2.1において、溶接部分、バルブ、床やあらゆる障害物などがあっても深さ計測のツールを使えるように、製品を強化致しました。

内部表面(サーフェス)分析ツール

複数のお客様が腐食、破断試験用金属片(クーポン)を使用して、ネットワーク全体の内部腐食を評価していることを理解しております。また、パイプラインの一部を使用して、圧力容器や数キロにも及ぶダクトの内部腐食を推定されていることも認識しております。これらの一部分で、弊社のテクノロジーをご利用いただき、相補的な分析が可能になりました。

ASNT (The American Society for Nondestructive Testing) Annual Conference 2013において、 Pipecheck のワークショップを開催致します。

プロダクトマネジャー Jérôme-Alexandre Lavoie とNDTビジネス開発マネジャーのPierre-Hugues Allardが、ASNTの年次カンファレンス2013においてワークショップを11月4日(現地 時間;月曜日)に開催致します。新しい機能についての詳細なプレゼンテーションや、実機のデモをご覧いただける場となっておりますので、ご来場の際にはブース番号431までお越し願います。