Creaform、Pipecheck™ 3.3のリリースを発表、NDTサービス企業および配管保全管理会社におけるさらなる安全対策を支援する最新ソリューションを提供

Pipecheck 3.3 pipeline integrity assessment software module

2016年5月18日

くぼみサイズの計算、歪みベース評価2.0、腐食の分類、変形とクラスタの自動分類など、強化機能を実現

ポータブル3D測定ソリューションエンジニアリングサービスの分野で世界をリードするCreaformは、現在市場において最も安全、簡単そして高速なNDTパイプライン完全性評価ソリューションの最新リリースを発表しました。包括的で使いやすいこのツールは、NDTサービス企業および配管保全管理会社に、高まるエネルギーの要求と利用者の安全確保のニーズとを同時に満たす最良のバランスを提供します。

Pipecheckの使用により、腐食機械的損傷など、パイプの欠陥(内部および外部)が迅速に検出およびキャラクタライズできるため、高精度な評価が可能となります。Pipecheckの信頼性の高いトレーサブルな結果と、規格適合性(ASME B31G/ASME B31.8に準ず)により、オペレーターは重要な資産の劣化レベルと残りの運転可能年数を特定するうえで重要な検査データを自動的に入手することができます。

Creaformは配管保全管理会社からの要請をすべて収集し、日常業務で直面する課題に対処するため、Pipecheckに新たな機能を搭載しました。最新バージョンの強化機能には以下があります。

  • くぼみサイズ計算の新たな方法:再現性があり、かつユーザーによる現場での測定を複製する精度が向上されたくぼみ計算により、機械的損傷の評価をさらに正確に行うことができます。
  • 歪みベース評価2.0:新しいアプローチでは、ASME B31.8に基づき高度な歪み計算を行うため、パイプの歪み計算方法と歪みベースの評価を視覚化するツールが導入されました。ユーザーは結果をより効率的に解釈できるようになるため、必要な修理の決定を円滑に進められます。
  • 腐食分類の新たな機能:Pipeline Operators Forumが発行した標準に基づき、Pipecheckは孔食、全体腐食、軸および周辺の溝など、パイプラインの腐食の種類をさらにキャラクタライズできるようになりました。
  • 自動異常対クラスタ分類:Pipecheckは異常とクラスタの自動区別、特定が可能となったため、オペレーターはパイプラインの重大な問題をピンポイントで見つけることができます。この機能は異常とクラスタを検出する際に、ピットゲージの性能を評価することにも役立ちます。それにより優先的に掘削が必要な場所を最適化します。

Creaformの製品マネージャーであるジェローム・アレクサンドル・ラヴォワ(Jérôme-Alexandre Lavoie)は、次のように述べています。「Pipecheck 3.3は、利用者と環境の安全性の確保、規制要件の充足、法令順守の証明、保守と修理コストの削減、そしてリスク管理手順の合理化に役立つ有力なソリューションをオペレーターに提供します。信頼性の高いパイプライン評価を実施することは、変化の激しい今日の市場では最も重要なことです。Creaformはオペレーターの皆様に信頼していただける顧客主導型ソフトウェアの提供に取り組んできました」

Pipecheckの最新バージョンの資料請求については、製品のWebサイトをご覧ください

Creaformについて

Creaformは、3Dポータブル測定機器および3Dエンジニアリングサービスの開発、製造、販売をおこなっている企業です。3Dスキャン、リバースエンジニアリング、品質管理、非破壊検査、製品開発および数値シミュレーション(FEA/CFD)において革新的なソリューションを提供しています。Creaformの製品とサービスは、自動車、航空宇宙、一般消費財、重工業、ヘルスケア、製造業、石油/ガス、電気、研究/教育分野など多岐にわたる業種業界を対象としています。本社および製造拠点をカナダ・ケベック州レヴィに置くCreaformは、レヴィとフランスのグルノーブルにイノベーションセンターを構え、英国、フランス、ドイツ、ブラジル、中国、日本、インド、韓国、シンガポールで事業を展開しています。

CreaformはAMETEK Inc.の AMETEK Ultra Precision Technologiesの一事業部です。AMETEKは、年間売上高40億ドルを誇る電子機器および電気機械装置の世界的なリーディングメーカーです。

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