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加速する市場に対応、Creaformテクノロジーの導入により開発プロセスをスピードアップしたMX社

加速する市場に対応、Creaformテクノロジーの導入により開発プロセスをスピードアップしたMX社

MX社(前MAILLEUX)は1951年創業の同族企業です。 同社は農業用トラクターのハンドリング機器の設計、製造および販売を専門にしています。 MX社は600を超えるトラクター機種を取り扱っており、この業界では世界トップです。

MX社は、特に農業用トラクターのブラケット(ローディングアーム装着用)の設計やローダーのステアリングシステムの開発において専門知識を有しています。

問題

トラクターメーカーは自社製品に関する情報をあまり明かしません。そのため、3Dモデルの入手は不可能とは言わないまでもかなり困難です。 しかしMX社のローディングアームなどの装置部品の開発と製造には3Dモデルが不可欠です。 ですからトラクター用装置の設計、開発にあたって、MX社はトラクターの3D測定を必ず実施します。 工場で記録されたこのような3D測定は、各トラクターの3Dモデルを作成するために必要とされます。

最近まで、MX社では3D測定アーム(Romer、Faroなど)によりトラクターを測定、スキャンして、3Dモデルとして再現してきました。 このプロセスは非常に有効でしたが、作業の完了まで丸1週間を要するため、人員コストがかさみました。 また、測定中に測定アームを何度も移動しなければならず、移動のたびにアームを安定した環境で校正して、再び取り付けなければなりませんでした。

測定時間の短縮と関連コストの削減を目指して、技術サービス部は既存のソリューションよりも高速で柔軟性が高く、そして測定環境条件に関わらず高精度で信頼性の高い測定を実現する代替ソリューションを探し始めました。

ついに発見!

MesurExpoVisionトレードショーで、MX社はCreaform社のポータブル3Dテクノロジーに出会い、会社と製造工程に有益と判断しました。 特にTRUaccuracy テクノロジーとHandyPROBE CMMおよびCreaformスキャナー独自のダイナミック測定機能により、短時間で高精度の測定が可能となります。 周辺の振動や動きに全く影響を受けないだけでなく、Creaform社の測定システムは測定領域も簡単かつ動的に拡張でき、その際にリープフロッギングや平滑化も必要ありません。 アーム移動(トラクター全体の測定時)やそれに伴う較正、平滑化などの手間がまったくなくなるので、Creaform社のテクノロジーがMX社にとって有益であることに疑いはありませんでした。

ワークフローにテクノロジーを統合 

2012年秋、MX社はHandyPROBEポータブルCMM、MetraSCAN CMM 3D光学スキャナー、C-Track 780デュアルカメラセンサーを含むスキャン / プロービングシステムを購入しました。これと合わせて、3D Systems社のGeomagic Solutions後処理ソフトウェアも導入しました。 最近では、MX社はCreaformテクノロジーをトラクターのデジタル化に採用しており、ブラケット取付位置やその周辺装置(トラクター運転席、排気装置、ガスタンク、バッテリーボックス、フィルター、パイプ、ラジエーター、 エンジンおよびモーターベルトプーリー)など、装置設計に必要な全領域をスキャンしています。 その後でGeomagic Solutionsにより表面を処理、切断、クリーニングしてから.stl形式でデータをCADにエクスポートします。
さらに、Creaform製ポータブル3D測定テクノロジーの統合により、MX社は柔軟な測定システムを確立し、設計チームの6名の人員が利用できるようにしました。

測定速度 = 処理可能な作業ボリューム の増加 

Atlas Weyhausenの MX社R&D部長のエマニュエル・ルノー氏は、Creaform社のテクノロジーがいかに有益かを説明しました。 「このシステムの導入により、測定に要する時間が半分以下になりました。 測定時間の短縮に伴い、測定できるトラクター数が増えたため、当社のお客様にも多様な選択肢を提供できるとともに、商品発売までのリードタイム短縮にもつながりました。 当社では、年間のプロジェクト数を50から、「フル稼働」の100まで増やすことを目標にしています。 新しい測定装置を導入したことで、フランス国内外を問わず、社外での測定にも迅速かつ簡単に対応できるようになりました。」

「測定装置に投資をしていなければ、トラクター新製品が次々と発売され、各メーカーも顧客(農家)の需要に応えるべく、さまざまな機種を投入する市場のスピードにとても対応できなかったでしょう。 トラクター測定の環境が整ったため、設計チームも測定に参画させ、全データを最適化できるようになりました。」と、ルノー氏はコメントしました。