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エンジンインバータードアの制御

エンジンインバータードアの制御

Aircelleは、ナセルのグローバル市場における主要企業の1社です。 大型/小型ナセル、逆推力装置、航空機構造材を製造しています。 SAFRANの子会社であるAircelleでは、フランス、英国、モロッコにある7ヵ所の拠点で3,000名の従業員が働いています。 モロッコとフランスのルアーブルにある拠点で合わせて3台のCreaform HandyPROBEシステムを導入し、さまざまな航空機モデルのインバータードアを制御しています。

A320インバータードアの製造をモロッコに移した際、写真測量ソリューションが必要になりました。経験不足の使用者でもインバータードアを適切に制御することができ、現場から求められる生産速度に応じられるソリューションです。

Engine Inverter Doors Control表裏一体…というより、表も裏も同じドア!

具体的に言うと、課題は、インバータードアの周辺装置のフラッシュとギャップ(表面のある部分と端)の制御にありました。 最大の問題は、ドアを両サイドで制御する必要があるので、測定中に配置を変えることなく反転させなければならない点です。 その上、プロービング対象のボールジョイント軸が物理的に届きにくい場所にあるため、レファレンシングプロセスがかなり複雑になっていました。

Engine Inverter Doors Control

HandyPROBEポータブルCMMのダイナミック調整機能と光学リフレクターに基づく自動レファレンス機能により、測定時間が大幅に短縮された上、測定の信頼性が向上しました(使用者が原因の誤差が減少)。 これに加え、CreaformがDelcam社製PowerInspectソフトウェア内にガイドツールを開発し、使用者の操作を順を追ってサポートできるようにしました。 このソフトウェアにより、各測定ポイントがCADのビューでターゲットとして視覚化されたため、プロービングする部分を正確に把握し、正しく測定されなかったポイントの結果の認証を拒否することができます。 測定値は、Aircelleでこれまで使用されてきたデータレイアウトを正確に再現したExcelファイルにエクスポートされます。

Engine Inverter Doors Control3倍スピードアップ

同じころ、AircelleとSeromaが協力関係を結びました。Seromaは、Aircelleの公式サプライヤーであるだけでなく、Creaformの長年のパートナーでもあります。 Seromaは、すでにCreaformの写真測量テクノロジーに精通していたので、この種の測定に最適な治工具を設計および製造することができました。
このソリューション全般の最大のメリットは、インバータードアの制御時間を15分間に短縮できたことでしょう(Aircelleが設定していた目標時間は45分間)。

このプロジェクトでは、Aircelleにある既存のソリューションからのフィードバックをまとめて、治工具を設計することから始めました。

このフェーズは、フランスにあるSeromaのオフィス、グルノーブルとケベックにあるCreaformのオフィスで、Aircelleから継続的に提供される情報を利用して実施されました。

治工具の製造が進む中、CreaformはDelcamの協力の下、Aircelleより借り受けたインバータードアを使用してソフトウェアツールを開発しました。

Engine Inverter Doors ControlEngine Inverter Doors Control

HandyPROBEのメリット – 生産性とROI

このプロジェクトは、CMMや測定アームなどの従来の測定ソリューションでも成し遂げられたかもしれません。 しかしながら、Aircelleは過去のプロジェクトの経験から、従来のソリューションではこのような制御時間の短縮や再配置における同レベルの精度を同様の低コストで実現することはできないと認識していました。 特に重視されたのは、Creaformのソリューションの価格が他社のソリューションよりも大幅に安価である点でした。

HandyPROBEテクノロジーは、新しいインバータードアを15分ごとに1枚制御できます。つまり、1ヵ月に航空機80機分を制御できることになります。 これは、現場で求められる生産性をおおむね満たしています。 AircelleのMethods Departmentに所属する Arnaud Rochon氏は次のように述べています。「HandyPROBEシステムにより、これまで使用してきた測定アームや手動制御の治具に比べ、使用者や工具が原因の誤差を大幅に削減できました」

www.aircelle.com